オーナー自作DIYの宅配ボックスの設置はやめたほうがいい理由とは?
普段からDIYをしているのなら、宅配ボックスも自分で作ってしまおうと考える方もいるかと思います。しかし、DIYで作ったものにはいくつかのリスクがあるのす。こちらでは、どんなリスクがあるのか紹介していきます。本当に自作をしてもよいのか考えたうえで決断しましょう。
本格的な宅配ボックスを作るのは難しい
DIYで作る場合、金属を使って作成しようと考える方はほとんどいないでしょう。多くの場合は木材やプラスチックを使って、本格的とはいえないものを作成しようと考えているはずです。
しかし、簡易的な宅配ボックスは、セキュリティーが高いとはいえないため、泥棒に狙われるとすぐに盗まれてしまう可能性があります。木材やプラスチックで作られたものはこじ開けるのが難しくないケースも多いため、セキュリティーを重視する方にはおすすめできません。
それならば、高価なものを配達してもらうときは、宅配ボックスではなく、手渡ししてもらえばよいと考えるかもしれません。確かに、盗まれてもダメージのないものだけ、入れてもらえば便利に使えるでしょう。
しかし、現在では置き便というシステムがあるため、盗まれてもデメージが少ないものは玄関に置いてもらうことが可能です。そうなると『手渡しするほどではないけれど、置き便では嫌だ』という微妙な範囲の荷物にしか使えなくなってしまいます。市販品を購入して、すべてを中に入れてもらったほうがずっと手間がかからず楽になるでしょう。
DIYで作ったとしてもそれほど安くはない
簡易的なものではなく、そこそこ本格的なものを作れる技術力があるので、絶対に作ろうと考える方もいるかもしれません。もしも、DIYをする理由が安く宅配ボックスを手に入れるためだったとしたら作るのはおすすめができないです。
なぜならば、作るよりも購入してしまったほうが、用意するコストが安く済む場合が多いからです。テーブルや本棚に使う材料は、ホームセンターを訪れれば、それなりに安く購入することが可能でしょう。そのため、お店で購入するよりも、自分で作ったほうが安上がりになるケースもあります。
しかし、本格的な宅配ボックスを作るための材料は、それなりの値段がするため、自作することが安く用意できるということに直結するわけではありません。もしも、これから作ろうと考えているのなら、市販品として売られているものの値段をしっかりと調べてみましょう。それから、自分で作った場合の見積もりをだして、どちらがよいか検討してみることをおすすめします。
もしも、市販品のほうが少しだけ高かったのなら、手間暇かける時間を考えれば、買ったほうがよいかもしれません。そのようなこともきちんと考慮して、本当に自分で作ることがお得になるのか判断しましょう。
ちなみに、DIYの場合は失敗すると、すべてが無駄になってしまうことも知っておかなければいけません。テーブルや本棚などは、これまで多くの方が作ってきたので、自身の状況にぴったりの図面を探すのは難しくはないでしょう。
しかし、宅配ボックスは多くの方が作っているわけではないため、自分にぴったりの図面を探せないかもしれません。ゼロから図面を考えて作るとなると、失敗するグッと確率が上がるので、金銭的な理由からDIYを考えているならやめたほうが無難でしょう。
作ってしまうと正しい設置方法が分からない
セキュリティーを考えて宅配ボックスを使うのならば防犯のことをきちんと考えたうえで設置しなければいけません。業者に頼めば、セキュリティーのことをしっかりと理解している方が設置してくれるので安心です。
しかし、DIYで作成したものは業者に設置してもらうわけにはいかないため、自分でおこなわなければいけません。そうなると、セキュリティーのことをきちんと勉強してから取り付ける必要があるので、面倒に感じてしまう場合もあるでしょう。
それに書籍やウェブサイトで勉強をして取り付けたとしても、所詮は素人仕事なので、プロから見ると間違っているかもしれません。そうなると本格的な宅配ボックスを用意できたとしても、セキュリティーが不十分な状態で使い続けることになります。
何でもDIYで作成しなければ気が済まないというのなら、宅配ボックスを作成してしまうのもよいでしょう。しかし、安さにつられてDIYをしようとしているのなら、裏目にでる可能性があるので気をつけなければいけません。
材料は安くはなく、作るのが難しく設置まで大変なのですから、本格的なものが欲しいのなら市販品を購入しましょう。購入したものを防犯に詳しいプロに設置してもらえば、荷物の受け取りは完璧なセキュリティーでおこなえるようになります。