佐川急便は宅配ボックスに荷物を入れてくれないってホント?
宅配ボックスがあるから不在時でも簡単に荷物を受け取れると思っていたのに、不在伝票が入っていて荷物を置いて行ってくれなかったという経験がある人もいるでしょう。業者によってはそういうことがあるようです。本当にボックスに荷物を入れるサービスをしていないのでしょうか。
宅配ボックスに入れるサービスは実施している
結論から言えば宅配ボックスに荷物を入れるサービスは佐川急便でも実施しているので、きちんと受け取ることが可能です。ただ、ルールを知らないと荷物を置いて行ってくれなくて困ったという状況に陥る可能性があります。ボックスに入れて良いかどうかをドライバーが判断できなければならないのです。
原則的には宅配便は個別の配送先の受取人の確認をして渡すことになっています。ボックスに入れるのは本当に受け取ってもらえたのかの確認をすぐにその場でおこなうことはできず、配送したという事実を記録するしかありません。
それで受け取っていないというクレームが来てしまうと対応が困難になるため、受取人が確かにボックスに入れるのを希望していると判断できる場合にのみボックスを使用するという形になっています。つまり、ボックスがあれば入れてくれるのだと思っていた人は荷物を置いて行ってくれなかったという不満を持ってしまいがちなのです。
実際には意向を確認せずに荷物を入れていくケースもないわけではありませんが、お客様視点で安全性が高く確実な方法で配送をしようと努力をしている佐川急便では、ルールに従った対応を心掛けているのでしょう。その影響でボックスに入れていってくれなかったという口コミがしばしば見られるようになっていると考えられるのです。
入れて欲しいと伝えるにはどうするか
裏を返せば宅配ボックスに荷物を入れて欲しい場合にはドライバーにボックスを使用して欲しいことを何らかの方法で伝えなければなりません。荷物を配送しに来てくれた場合には不在伝票が置いてあるので、その不在伝票を使って手続きをすることができます。
インターネット上での手続きをするのが簡単な方法で、日時を指定した上でボックスを使って欲しいというコメントを入れておけば大丈夫です。不在伝票にはドライバーの連絡先も書いてあるので直接電話をして伝えても問題ありません。
しかし、できるだけ早く荷物を受け取りたいからこそ宅配ボックスに荷物を入れて欲しいというのが普通でしょう。再配達の手配をするなら直接受け取れる時間を指定するという人もいるかもしれません。
このようなときの対策は二つあるので、どちらかの手配をしておきましょう。一つは佐川急便のメンバーなってメールアドレスなどを登録しておき、配達予定のメール通知をもらう方法です。このメールから配送日時を指定することができるようになっていて、備考欄で不在時にはボックスを使ってもらいたいという趣旨の一言を書いておけば対応してもらえます。
もう一つの方法は荷物を発送するときに宅配ボックスでの受け取りを希望と記載しておく方法です。旅行先から荷物を送るようなときであれば発送人と受取人が同じなので受取人の意向だと判断してもらうことができます。通販などで買った商品を送ってもらう場合にも発送する業者に記載を依頼しておくと対応してくれることもあるので、とりあえず書いておいてもらいましょう。
電話での連絡が最後の手段になる
不在伝票が入っていたときにもドライバーに連絡して対応してもらうことが可能ですが、実は電話を使えば不在伝票をもらう前でも、さらには佐川急便のメンバーになっていなくても依頼ができます。自宅の配送担当になっている営業所に連絡をして、配送予定になっている荷物がないかを問い合わせ、その荷物はボックスに入れて欲しいと伝えれば良いのです。
ただ、氏名や住所などの情報では本当に本人なのかどうかを疑われてしまうことも多いので、荷物のお問い合わせ番号を持っていることが重要になります。手間がかかる上に営業時間内でないと受け付けてもらえないことから最後の手段になりますが、何としてでもボックスに入れて行ってもらいたいときには確実に伝わる方法なので有効活用しましょう。
佐川急便の宅配物がボックスに入っていなかったという経験がある人も、うわさを聞いたことがある人も、ボックスに入れて欲しいことが伝わっていないと入れてもらえないということは覚えておきましょう。予め佐川急便のドライバーが、受取人がボックスの使用を希望しているとわかっていると入れて行ってもらえます。
不在伝票を使用して連絡する方法もありますが、最初の配送の段階で入れてもらいたいならメンバーになって事前通知を受け取りましょう。そのメールでの案内に従って配達日時を指定して、ボックスの使用を希望すると書いておけば対応してもらえます。