オーナー必見!マンションに宅配ボックスを設置する基本の流れを解説
マンション経営で入居率を上げるには宅配ボックスは必須ですが、取り付けようにも方法がわからない人も多いでしょう。この記事ではマンションオーナーに向けて、宅配ボックスを設置する基本的な流れを解説しています。宅配ボックスを利用したいという入居者も多いため、入居率の上昇が期待できるのです。宅配ボックスの設置の流れを知っておきましょう。
宅配ボックスを選ぶ
宅配ボックスとひとくくりでいっても種類があります。主流は電子式とダイヤル式の2種類ですので詳しくみてきましょう。ダイヤル式宅配ボックスは4つのダイヤルで施錠・解錠します。荷物を入れる時に暗証番号を設定します。人がやることなので、伝票の書き忘れや入れ忘れ、盗難などのリスクがあるようです。
電子式宅配ボックスはテンキーやタッチパネルで操作し、部屋ごとの暗証番号を設定します。操作履歴も残せるので、安全面や管理の面でも優れたパフォーマンスを発揮するのが特徴です。さらに、オンラインでネットに接続することで、遠隔操作ができてシェアリングサービスなどと連携できます。ライフスタイルに合わせたサポートを受けることができるので、セキュリティ面以外でも高性能なモデルといえるでしょう。セキュリティ上の理由で電子式がおすすめです。
とはいえ、コスパを優先するのであればダイヤル式がよいでしょう。設置スペースを考慮しつつ、予算と比較して自分のマンションにマッチした宅配ボックスの設置を検討しましょう。
設置作業は半日から1日以内が一般的
空室対策にも非常に有効な宅配ボックスですが一般的に、設置にかかる時間は半日から1日程度です。設置スペースに合わせて1列からでも設置が可能です。基本的に電気配線工事は不要なので設置は「アンカー固定」のみとなり、工事は半日で完了します。実際の現場でも柔軟な対応を受けてくれる業者さんも多いようです。
宅配ボックスを設置するときはスペースの確保も重要になってきます。消防法や火災予防条例の規定があるからです。宅配ボックスを設置するときは避難経路の妨げにならないように、通路の幅1.2mを確保するようにしてください。
自分のマンションには宅配ボックスを何個用意すればいいのだろうとお悩みのオーナーは、目的に応じて契約方法を決めましょう。たとえば費用をなるべく抑えたいのであれば、1部屋あたり2万円程度で個別のタイプの宅配ボックスを部屋数分購入すればよいです。
ロッカー型で大型の宅配ボックスを置く場合は、リースか買い取りが一般的です。リースの場合は初期費用が抑えられ、メンテナンスサービスもあるので安心といえるでしょう。とはいえ、毎月の固定費(リース代)がかかってしまうので、長い目で見ると費用としては高くつきます。
買い取り型の場合は、10世帯用に機械式ボックスを4つ設置した時の費用の相場が工事費込みで約25〜60万円です。宅配ボックスを何個置けばいいのか悩んでいるオーナーは参考にしましょう。
万が一のトラブルに対応するプランもある
資産価値のアップにもなる便利な宅配ボックスですが、トラブルが発生する時もしばしあります。万が一のトラブルでも、柔軟に対応してくれるプランもありますので紹介しましょう。宅配ボックスで多いトラブルといえば、鍵の紛失です。マンションなどの集合住宅に設置されている宅配ボックスには、4桁のダイヤル式かボタンを押して入力するテンキー式が使われています。
宅配ボックスの鍵が開かなくなってしまう原因の一つに「暗証番号の設定ミス」がありますが、この場合は持っている「マスターキー」で開けることができます。暗証番号式の場合は、鍵の交換サービスを利用しましょう。警備員が駆けつけてくれるプランを用意している会社もあるようです。自分のマンションの宅配ボックスのタイプや費用に応じて選びましょう。
資産価値を上げて空室対策にもなる宅配ボックスは、ダイヤル式宅配ボックスと電子宅配ボックス式の2種類が主流になっています。
ダイヤル式は4つのダイヤルで暗証番号を設定して施錠・開錠します。値段は比較的リーズナブルですが、暗証番号の入れ忘れや盗難などのリスクがあります。電子式の宅配ボックスはタッチパネルやテンキーで操作し、部屋ごとの暗証番号を設定できるようです。操作履歴も残せるので安全面や管理の面でも優れたパフォーマンスを発揮するでしょう。さらにオンラインでネットに接続をすると、遠隔操作で施錠・開錠ができるのでシェアリングサービスなどと連携できます。
宅配ボックスの設置のほとんどが半日程度の工事で済む場合がほとんどです。消防法や火災予防条例の規定を守り、避難経路の妨げにならないように通路の幅1.2mを確保して、設置しなければいけませんので注意しましょう。万が一のトラブルにも対応してくれるプランもあります。ぜひ宅配ボックスを設置して今よりも資産価値をあげ、よりよいマンション経営をしていきましょう。